2016年11月13日日曜日

Dell W524 Wireless Travel Mouseが切れる件への対応

以前会社でマウスはWirelessがいいということで、Dell W524 Wireless Travel Mouseを採用しました。しかし配布した社員から"時々切れてしまう"という苦情が頻繁に入り、利用を中止。その後は通常のマウスを購入するようにしていました。

余ってきたマウスが手元に沢山あったので、ちょっと使ってみました。確かに朝から使い始めて既に何度も切れています。この切れ方は普通じゃないと思いネットを検索。いろいろありますね。

Bluetooth マウスが突然きれる場合の対処法。 「省電力設定」を見直してみよう! - Windwos10 -

単に、Bluetoothの省エネモードに入っていただけなんですね。手元にあったThinkPadの場合は"ThinkPad Bluetooth 3.0"というデバイスの中を変更してみました。

あっさり直りました。暫く自分で使ってみて様子を見てみます。

2016年10月11日火曜日

OVA形式のVMをHyper-Vで稼働させる(VHD形式への変換)

daloradiusというFreeradiusのアプライアンスを下記のリンクからダウンロードしました。

daloradius

ダウンロード出来るのはOVAという形式のファイルです。何度もコンバートでお世話になっているStarWindのソフトでも対象のファイルに出てきません。でも下記の方法で変換することが出来ました。

OVAファイルのダウンロード
Oracle VirtualBoxのインストール
VirtualBoxからExport(この時点でVMDKファイルが出力されます)
StarWindで変換

更にHyper-Vではそのままだとネットワークが接続出来ないようなので、Hyper-V側の仮想マシンのネットワークカードはレガシーネットワークアダプタに変更します。

これで起動させることが出来ました。

2016年10月7日金曜日

Centosのユーザー移行について

Centos6で利用しているファイルサーバーを新しいCentos7に更新する事になりました。ユーザーはWebminを利用して管理しているので、そこからexport/importして終了。と思いきやはまってしまったのでメモを書いておきます。

/etc/passwdや/etc/shadowの内容をコピーすることで同じ認証が可能なはずですが実際には

・システムが予約しているユーザーがある
・OSのバージョンによってユーザーも違う
・Centos7では9XX台のユーザーIDにユーザーが存在する

と言う事で、Webminには必要なID番号だけをExportさせる機能がありますので、そちらで対応。
500以上を出力。

私の会社の登録ユーザーはなんだかんだで1000以上のユーザー番号を使用していたので9XX台のグループ、ユーザーは番号を変更しました。この手順は正しい手順かどうかは不明です。
9XX=>29XX等に

最後にExportしたデータをimportして完了と思いきや、パスワードが全く違うようで全くログインできません。import時の標準設定の中に"パスワードは既に暗号化してあるか? No"と言った項目があります。今回暗号化されたままのデータをExportしてimportするだけなので、暗号化済みという形に設定することで元のパスワードがそのままm移行が出来ました。

2016年9月28日水曜日

Fortigateの更新時に気を付けること

会社で利用しているFortigateを新しいバージョンに更新しました。設定中に二回問題が発生したのでメモとして残しておきます。

・DNSについて

ローカル側のIPでDNSが解決できませんでした。普通に設定していくとダメだそうで、以下のページを参考に設定しました。画面を眺めていてもたどり着くことはないと思います。

Fortigate DNS 設定


・PPPoEの切り替え時の時間について

これは私の会社だけの問題かもしれません。古いFortigateを新しいFortigateの差し替えても全くPPPoEのリンクがUPしません。最初はパスワード等のユーザーの情報に誤りがあるのかと思っていたのですが、10分程度放置するとセッションが張られます。休日の入れ替えとは言え、短時間で入れ替えしようと思っているのですが、この時間だけはどうにもならないようです。

以上Fortigateの更新時に気を付けることでした。

2016年9月7日水曜日

CentOS7にWebalizerをインストールしてSquidと合わせてWebminで管理する

会社で使用しているCentOS6のサーバーがあるのですが、保守期間が終了したので、新しいサーバーにCentOS7をインストールしてみました。

確かにサービスの開始や終了のコマンドに違いはありますが、やはりこの先も5年程度は利用するはずなので、最新版CentOS7をインストールします。

Squidを利用してProxyServerとして利用していますが、アクセスログの統計にはWebalizerを利用していました。

yumコマンドで導入しようとしたのですが、入りません。どうやらCentOS7ではパッケージとして提供されていないとのこと。

CentOS7 webalizerインストール(ソースから)

仕方がないので上記のサイトを参考にインストールを行ないました。

最近パッケージからのインストールしかやっていなかったので、久しぶりにやってみましたが、丁寧な解説が書かれているので、そのまま進めていくだけでインストールは可能です。私の環境での違いは以下の2点でした。

・gccが未インストール
そもそもサーバーとしての運用のため、不要なパッケージは入れていない状態でしたのでコンパイルが出来ませんでした。以下のコマンドで追加します。
yum install gcc.x86_64

・makeで警告が表示
"preserve.c:459:22: 警告: 書式 ‘%llu’ は引数の型が ‘long long unsigned int’ であると予期されますが、第 6 引数の型は ‘u_int64_t’ です [-Wformat=]
                      rptr->string, rptr->flag, rptr->count);"

このような警告が大量に出ましたが、そのまま進めていくとインストールは出来ました。

ここからは、こちらの環境だけの話ですがサーバーの管理にはWebminを利用しています。WebminからGUIでWebalizerも設定するためモジュールのインストールと、モジュール設定のみ追加で設定します。

・モジュールのインストール(もしかしたら不要かも)
Webminの未使用モジュールからうまくインストール出来ない場合は、以下のサイトからダウンロードしてインストールします。
http://www.webmin.com/standard.html

・モジュール設定
CentOS7 webalizerインストール(ソースから)
こちらのページの方法の場合は以下のような設定になります。
あとはレポートのスケジュール等を設定しつつ、強制的にレポートを作成すれば以下のように表示されました。





以上"CentOS7にWebalizerをインストールしてSquidと合わせてWebminでする"管理でした。



2016年1月21日木曜日

Win2003R2 to Hyper-V(VMWare上のWindows2003ServerをHyper-Vへ)

またしてもWindows2003Serverを移行することになりました。こちらはそのまま継続して使用するのでは無く、アップグレード等のテストの為テスト用の仮想環境に引っ越しを行う目的の為です。

今回も以前行った手順を参考にしDisk2vhdを使用して移行してみましたが何故か移行後にブルースクリーンが表示されて起動することが出来ませんでした。

ようやく移行が出来ましたので手順をメモしておきます。

1.VMware vCenter Converter Standalone Client

こちらを使用して仮想サーバーの情報を取り出します。使用したバージョンは以下の通りです。
以前導入してそのままになっていたバージョンです。注意点としては管理者権限で実行することでしょうか。Win7と8.1ではこの手順を取らない場合エラーになるようです。

物理サイズで5GB程度の環境をコンバートしてみましたが30分程度で完了しました。

2.StarWind V2V Image Converter

実は1.の手順だけでは、仮想マシンの形式がVMDKのままです。VMWareのソフトなので当然ですが。この為再度VHD形式に変換を行う必要があるのでこちらのソフトを使用します。


見ての通りですが、VMDKファイルを指定するだけで後は待つだけです。登録するだけで無償で使用できます。

以上の手順でVHD形式のファイルが出来ましたら後はHyper-Vに取り込めば完了です。

補足ですが仮想環境を移行した直後はマウスも動かない状況です。キーボードを使用して何とかログインして見てください。後は統合サービスを導入してしまえばこっちのもんです。

以上VMWare上のWindows2003ServerをHyper-Vへ移行する手順でした。