会社で使用しているCentOS6のサーバーがあるのですが、保守期間が終了したので、新しいサーバーにCentOS7をインストールしてみました。
確かにサービスの開始や終了のコマンドに違いはありますが、やはりこの先も5年程度は利用するはずなので、最新版CentOS7をインストールします。
Squidを利用してProxyServerとして利用していますが、アクセスログの統計にはWebalizerを利用していました。
yumコマンドで導入しようとしたのですが、入りません。どうやらCentOS7ではパッケージとして提供されていないとのこと。
CentOS7 webalizerインストール(ソースから)
仕方がないので上記のサイトを参考にインストールを行ないました。
最近パッケージからのインストールしかやっていなかったので、久しぶりにやってみましたが、丁寧な解説が書かれているので、そのまま進めていくだけでインストールは可能です。私の環境での違いは以下の2点でした。
・gccが未インストール
そもそもサーバーとしての運用のため、不要なパッケージは入れていない状態でしたのでコンパイルが出来ませんでした。以下のコマンドで追加します。
yum install gcc.x86_64
・makeで警告が表示
"preserve.c:459:22: 警告: 書式 ‘%llu’ は引数の型が ‘long long unsigned int’ であると予期されますが、第 6 引数の型は ‘u_int64_t’ です [-Wformat=]
rptr->string, rptr->flag, rptr->count);"
このような警告が大量に出ましたが、そのまま進めていくとインストールは出来ました。
ここからは、こちらの環境だけの話ですがサーバーの管理にはWebminを利用しています。WebminからGUIでWebalizerも設定するためモジュールのインストールと、モジュール設定のみ追加で設定します。
・モジュールのインストール(もしかしたら不要かも)
Webminの未使用モジュールからうまくインストール出来ない場合は、以下のサイトからダウンロードしてインストールします。
http://www.webmin.com/standard.html
・モジュール設定
CentOS7 webalizerインストール(ソースから)
こちらのページの方法の場合は以下のような設定になります。
あとはレポートのスケジュール等を設定しつつ、強制的にレポートを作成すれば以下のように表示されました。
以上"CentOS7にWebalizerをインストールしてSquidと合わせてWebminでする"管理でした。
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