2014年12月25日木曜日

ClonezillaでLinuxを丸ごとバックアップ(LVM Linuxマシンを仮想PCへ移行)

どうもLVMで設定してしまったLinuxを仮想PCにコンバートするといろいろ弄らないと起動しません。酷いものは起動させることすら出来ません。

ではコンバートでは無く丸ごバックアップして戻してみてはどうかと思いいろいろ検索するとClonezillaにたどり着きました。ISOをダウンロードし、USBで起動するようにしてみました。これを使って起動できなかったVineLinuxのPCを移行してみます。まぁあまり期待せずにやってみます。

物理PCからバックアップを取り、VMwareESXiに戻してみましたが、起動せず。Clonezillaもダメでしたがようやく起動させることに成功しました。あくまでも私の環境での実験結果なのでご了承願います。

手順は以下です。

(VineLinuxを使用し実験)

ClonezillaでUSBHDDへバックアップ

VMwareESXiに仮想PCを作成

Clonezillaを使用しUSBHDDからリストア

起動=>karnel Panicで起動に失敗。

どうもLVMが読めないらしいのでVineLinuxのISOを使用して起動しインストール作業を行います。

途中導入されているLinuxをアップグレードするにチェクをいれて進めます。

作業は以上で終わりです。これでVMwareESKi内でVineLinuxが起動出来るはずです。

2014年12月16日火曜日

VMware toolsのアンインストール

LinuxのVMに導入されていたVMware toolsはHyper-Vに持って行くとお役御免ななります。以下のようにしてアンインストールしました。

/usr/bin/vmware-uninstall-tools.pl

これでアンインストールされました。

因みにVMwareserverの場合はこのコマンドは無く、RPMで導入されているようです。

以上不要になったVMware toolsのアンインストールでした。

2014年12月10日水曜日

VMwareESXiで動作しているCentOS5.5をHyper-Vへ移行する

いろいろ試していましたが、いくつか問題がありましたが下記の手順でようやく動作させることが出来ました。

・HDDの統合
使用していたCentOSはsda1、sdb2の2つのHDDが使用されていました。まずはファイルを1つにするためパーテーションを変更しました。
事前にVMware側で、ハードディスク1(sda1)の領域を拡張します。この時スナップショット等があると拡張できません。削除しておきます。

Gparted プロジェクト日本語トップページ - SourceForge.JP

上記ツールを使用し、sdb2の内容を全てsda1にコピーします。この時元々ある先頭のsda1の部分は変更しないようにします。

・grub.conf,fstabの修正
このまま一度起動し、grub.confとfstabを修正します。
grub.confで/dev/sdb1=>/dev/sda2
fstabで/dev/sdb1=>/dev/sda2

起動を確認したら、sdb2を取り外します。(設定のみ。間違えたら戻すので、イメージは削除しない)

・VMDK形式のデータExport
VMware vCenter Converter Standalone Clientを使用し、イメージを取り出します。VMwareWorkstation形式にすることで、PC等に保管できます。

・VMDK形式かVHDへの変換

StarWind V2V Converter

今回はこちらのツールを使用しました。対象のVMDKファイルを指定するだけでOKです。尚ダウンロードするためには登録が必要になります。

・Hype-VServerへ
変換されたVHD形式のファイルをHyper-Vで使用する領域に保管し、新規でVMを作成します。この時既存のイメージを指定し、変換されたVHDファイルを指定します。

・仕上げ
起動すると何故がPanicとなります。実はHyper-V(2008R2)はsd(SCSI)からの起動をサポートしていないそうで、内部のHDDの取り扱いがhdaに変更されます。(StarWind V2V Converterのおかげ?)

再度下記の変更が必要になります。
grub.confで/dev/sda2=>/dev/hda2
fstabで/dev/sda2=>/dev/hda2

実はここがもっともはまったポイントです。VMが起動しない状態なので。

・変更手順(私がやった手順)
grubの画面で何かキーを押し、起動を停止。aコマンドで起動オプションを変更します。
/dev/sda2=>/dev/hda2 このように書き換えで起動します。
そのまま起動すると、今度は/dev/sda2が見当たらない的なメッセージが表示されるため、rootのパスワードを入力し、fstabを編集します。この時fstabがreadonlyで変更できない場合は以下のコマンドを入力します。

mount -o remount /

viで編集し保管します。dfコマンドやfdisk -l コマンドでHDDのパーテーションを確認し、grub.confもここで修正します。終わりましたらrebootしてみます。

今回の手順は私の対応した環境にしか対応しないかもしれませんが、私自身が忘れないように記述しておきます。会社での作業の為、スクリーンショット等を撮る余裕がなく文字だけの手順になってしまっています。

2014年12月9日火曜日

Microsoft Virtual Machine Converter 3.0(VMware=>Hyper-V)

VMware vCenter Converter Standalone Clientでコンバートは行いましたが、対象のLinuxのVMのHDDが2つにわかれている為に、最終的に上手くHyper-Vで動作させられませんでした。

Microsoft Virtual Machine Converter 3.0というマイクロソフトのコンバータがあるようなので、そちらを試してみます。

Hyper-Vが動作しているサーバーにセットアップしようとすると.NetFramework4が必要とのことでまずはWin2008R2をupdateします。

完了後セットアップを実行し、起動します。

今回はVMwareESXi=>Hyper-Vなので、Virtual Machine Conversionを選択します。
今回はオンプレミスのHyper-Vなので、Migrate Myper-Vを選択します。
移行先のHyper-Vを指定します。(今回はこのサーバーで実行しています。)
Hyper-Vサーバーの保管場所を指定します。サーバーの共有フォルダに指定するようなのでそちらに保存してみます。
ようやく移行元のESXiサーバーの指定です。サーバーを指定します。
VMのリストが出てきたので選択します。
パスワードを入力しろと*が表示されていますが、入れられないのでそのまま進みます。(停止している場合は不要なのかも知れません)
コンバートに作業フォルダが必要なようなので適当に指定します。
チェックが終わるとサマリー?が表示されます。ボタンはフィニッシュ。まだ終わってないはずですが。押してみます。
何やら始まりました。
が、一瞬でエラーです。
ちょとログを見てもよくわかりません。別の方法を考えます。











2014年12月8日月曜日

VMware vCenter Converter Standalone Client(その2)

前回試した手順では以下のコンバートが出来ました。

VMwareESXi=>VMwareESXi

今回Hyper-Vにコンバートを行うつもりで調べていましたので、VMイメージを取り出すのが目的です。VMware vCenter Converter Standalone Clientで以下のように設定していきます。

・VMware Infrastrucuture virtial machine
・ESXiServer(PowerdoffのVMのみ選択可なようです)

移行先は以下のように二種類指定が可能です。

・VMware Infrastrucuture virtial machine
又は
・VMware Workstation or other VMware virtual machine

今回はVMware Workstation 7.0に設定し、保存するフォルダを指定し実行します。

手順は以上です。

VMware vCenter Converter Standalone Clientの画面には以下のように書かれています。(5.5.3 build-2183569の場合)

-Physical Machine
-VMware virtual machine(.vmx)
-VMware Consolidated Backup(.vmx)
-Microsoft Virtual PC or Virtual Server virtual machine(.vmc)
-Symantec LiveState Recovery Image(.sv2i)
-Acronis True Image Backup(.tib)
-StorageCraft ShadowStor(.spf)
-Parallels Virtualization Products(.pvs)
-Hyper-V virtual Machine

もちろんこれは無料で相互に変換できる訳では無く、全てVMware環境には取り込むことが可能というところでしょうか。

今回もPCに取り出したあとは再度別のツールで変換を行う予定です。

2014年12月5日金曜日

VMware vCenter Converter Standalone Client(その1)

今回は既存のESXi4.Xが入ったサーバーの老朽化による更新です。

新サーバーの仮想インフラはまだ決めかねております。私の勤める会社はまだ完全に仮想インフラを統合したわけではなくいろいろ試行錯誤も含めて入り混じっています。

・VMWare Server2.0
・KVM
・VMWare ESX
・VMWare ESX i
・Hyper-V

上から二つは正直もう増えることはない状況です。今後はVMWareで行くかHyper-Vで行くかです。と言っても、Vcenterserver等も購入していない状態で、数台を一台に集約して使っている程度です。


VMware vCenter Converter Standalone ClientをWin8.1に導入し、起動してみます。目的はESXiに導入されているLinux環境の取り出しです。

いくつか試してみましたがどのようなパターンでもコンバート出来るわけではないようです。

私が試したのは以下のパターンです。

・Powered-on machine
・A remote machine

と選択後必要事項を入力。移行先はVMwareInftastrucutureしか選べないので、新しいESXiの情報を入力します。

これだけで移行がうまくいきました。


2014年12月3日水曜日

VMware ESXi 5.5.0をインストール

VMware ESXi 5.5.0をインストールセットアップしました。

まだ残っているXPを使用して操作をしようとしましたが、IEからはWebで接続できませんでした。FireFoxを使用するとvSphereClient5.5はダウンロードできたので無理やりセットアップ。

セットアップは完了し、ESXi4.Xのサーバーにはアクセス出来ましたがやはり5.5.0のサーバーにはアクセスできませんでした。どうもWeb経由の接続になったようで、Webで接続出来ない場合はNGのようです。

因みにWin8.1では問題なく動作しました。