2016年9月28日水曜日

Fortigateの更新時に気を付けること

会社で利用しているFortigateを新しいバージョンに更新しました。設定中に二回問題が発生したのでメモとして残しておきます。

・DNSについて

ローカル側のIPでDNSが解決できませんでした。普通に設定していくとダメだそうで、以下のページを参考に設定しました。画面を眺めていてもたどり着くことはないと思います。

Fortigate DNS 設定


・PPPoEの切り替え時の時間について

これは私の会社だけの問題かもしれません。古いFortigateを新しいFortigateの差し替えても全くPPPoEのリンクがUPしません。最初はパスワード等のユーザーの情報に誤りがあるのかと思っていたのですが、10分程度放置するとセッションが張られます。休日の入れ替えとは言え、短時間で入れ替えしようと思っているのですが、この時間だけはどうにもならないようです。

以上Fortigateの更新時に気を付けることでした。

2016年9月7日水曜日

CentOS7にWebalizerをインストールしてSquidと合わせてWebminで管理する

会社で使用しているCentOS6のサーバーがあるのですが、保守期間が終了したので、新しいサーバーにCentOS7をインストールしてみました。

確かにサービスの開始や終了のコマンドに違いはありますが、やはりこの先も5年程度は利用するはずなので、最新版CentOS7をインストールします。

Squidを利用してProxyServerとして利用していますが、アクセスログの統計にはWebalizerを利用していました。

yumコマンドで導入しようとしたのですが、入りません。どうやらCentOS7ではパッケージとして提供されていないとのこと。

CentOS7 webalizerインストール(ソースから)

仕方がないので上記のサイトを参考にインストールを行ないました。

最近パッケージからのインストールしかやっていなかったので、久しぶりにやってみましたが、丁寧な解説が書かれているので、そのまま進めていくだけでインストールは可能です。私の環境での違いは以下の2点でした。

・gccが未インストール
そもそもサーバーとしての運用のため、不要なパッケージは入れていない状態でしたのでコンパイルが出来ませんでした。以下のコマンドで追加します。
yum install gcc.x86_64

・makeで警告が表示
"preserve.c:459:22: 警告: 書式 ‘%llu’ は引数の型が ‘long long unsigned int’ であると予期されますが、第 6 引数の型は ‘u_int64_t’ です [-Wformat=]
                      rptr->string, rptr->flag, rptr->count);"

このような警告が大量に出ましたが、そのまま進めていくとインストールは出来ました。

ここからは、こちらの環境だけの話ですがサーバーの管理にはWebminを利用しています。WebminからGUIでWebalizerも設定するためモジュールのインストールと、モジュール設定のみ追加で設定します。

・モジュールのインストール(もしかしたら不要かも)
Webminの未使用モジュールからうまくインストール出来ない場合は、以下のサイトからダウンロードしてインストールします。
http://www.webmin.com/standard.html

・モジュール設定
CentOS7 webalizerインストール(ソースから)
こちらのページの方法の場合は以下のような設定になります。
あとはレポートのスケジュール等を設定しつつ、強制的にレポートを作成すれば以下のように表示されました。





以上"CentOS7にWebalizerをインストールしてSquidと合わせてWebminでする"管理でした。