2015年9月30日水曜日

気になる記事(Lenovo、今度はThinkPadにユーザーデータ収集ソフトを潜ませていた)

Lenovo、今度はThinkPadにユーザーデータ収集ソフトを潜ませていた

以前旧Lenovo系のPCでニュースが出た時は人事のように思っていたのですが、Thinkxxx系のPCとなると話は別で、社内にもまだ相当な数のPCを使っています。(ただここ数年は以前発生した初期不良に対する対応の不味さから見積メーカーから外しているため2012年以降は全く採用していませんが)

手元にあったThinkPadを2台ほど確認してみると、1台はそのようなタスクは無くもう一台にはしっかり組み込まれていました。

ThinkPadから謎のカスタマーフィードバックプログラムを削除する

もう少し調べた所、上記の記事も見つかりコマンドでも停止出来ることを確認しました。

レノボの統計データ収集に関する声明

よくよく調べてみると、当然ですがホームページ上に声明も出ていました。

・特定のお客様やデバイスを追跡しないように、個人を特定することができない形で収集されています。
・PC、スマートフォン、タブレット等のデバイスを提供するその他の企業と同様に、エンドユーザー向け使用許諾契約等で初回起動時にデータ収集についてお知らせしております。
・同意いただけない場合データの収集を行わなくすることができます。

その他の企業・・・・・まぁAppleとかGoogleの事を言っているのでしょうかね。
ちょっと気になったのは、最後の”同意いただけない場合データの収集を行わなくすることができます。”の部分です。確かにPCを開封すると許諾に同意しています。が同意しない選択肢ってありましたっけ?

早速実験してみます。
検体はThinkPadX220です。まずはリカバリーを行い出荷状態に戻します。

これは承諾しないと次に進めませんね。やはり同意しない選択肢はないようです。
で結果はと言うとしっかりタスクに組み込まれていますね。

実はこのブログを書いている我が家のマシンも実はThinkPadです。格安のSL410という製品です。2011年製造なのでテストしたX220と同じ世代のPCです。
当然ながら組み込まれていましたので、無効に設定してみました。私のPCもそうですが何故か"Lenovo Customer Feedback Program 64"ではなく"Lenovo Customer Feedback Program"となっていますね。何か違いがあるのでしょうか?
他のタスクも見てみると、Lenovoが組み込んでいるタスクは他にもありますね。何をしているのか私には不明ですが、動作はしているようです。一部はバックアップ用のプログラムのようですが今回全て無効に設定しておきました。

以前のBaiduの時もそうでしたが、正直許諾内容をじっくり確認している方はいないのではないかと思います。ただ火のない所に煙はたたないので今回もグレーな感じはします。気になる方は皆さんが書かれているとおりに無効にしておくと良いかもしれません。